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都議会での性差別発言

今年2月、宇都宮けんじさんを候補に、東京を変えようと都知事選挙をたたかった「希望のまち東京をつくる会」が、都議会での性差別やじの発言について、声明を発表しました。
全文を紹介します。


2014年7月3日

《声明》
東京都議会の自浄能力を問う
――性差別発言問題の徹底解明・再発防止・議会改革を求める

                       希望のまち東京をつくる会

1.東京都議会の2014年第二回定例会において、6月18日、都の施策をめぐって質問中の女性議員(みんなの党)に対し、「早く結婚した方がい いんじゃないか」「自分が産んでから」「産めないのか」といった、きわめて悪質な、言葉の暴力としか言いようのない人権侵害発言がなされた。

2.質問者は都議会議員として都民を代表して質問していたのであり、それに対する人権侵害の差別発言は、都民全体、さらには女性全体に対する侮 辱・差別であり、都議会の持つべき品位を自らに泥の中に投げ捨てたも同然の行為である。

3.発言は、日本国憲法の掲げる両性平等の精神にもとり、日本が批准している女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約」の基本理念に 抵触する。また、都自身が制定した「東京都男女平等参画基本条例」にも反するものである。

4.この発言が報道されると、東京・日本はもとより、国際的にも大きな注目と批判を受けることとなった。性差別を含むあらゆる差別に反対するオリンピズムの精神からもかけ離れた発言であり、五輪開催都市としての信用を大きく損じることとなった。

5.差別発言が大きく報じられる中、発言から5日後になって自民党の鈴木章浩都議(大田区選出)が、「早く結婚した方がいいんじゃないか」という 発言は自らのものだったと認めて謝罪したが、議員辞職は拒み、今後も議員活動を続けていくとしている。

6.これはただ鈴木都議だけの問題ではない。このような人権侵害・性差別に対して、東京都議会がどのように向き合うのかが問われている。都議会 は、25日、「信頼回復・再発防止に努める」とする決議を採択したが、野党の提出した、発言者を特定し、発言者は辞職すべきだという決議は、与党 の多数の反対によって否決された。これは、実質的に今回の問題の幕引きをはかろうとするものであり、許されないことである。

7.被害を受けた女性議員は、他にも悪質な不規則発言を行なっていた議員が複数いたことを指摘しているが、現在にいたるまで、名乗りでた議員はい ない。あらためて、私たちは、発言者の議員が自ら名乗りでること、そして、被害を与えた女性議員と都民に謝罪して、その職を辞すべきであることを求める。

8.差別発言を行なった議員の所属していた自民党都議団の、問題解明への消極的な姿勢は、同党都議団の人権感覚の水準を示しており、女性の人権を守るべき東京都政の第一党与党の状況として、きわめて残念であり、猛省を求めたい。

9.東京都は、「ババア発言」などで顕著に見られた特異なジェンダー観を持つ石原都政が長く続く中で、渋谷のウィメンズプラザの規模縮小など、先進国であれば当たり前のはずの、ジェンダー平等を実現していくための施策から全面的に後退してきた。現在の与党都議の多くもその施策を認めてきたことと、今回の性差別的な発言を是認しているかのような都議会与党の反応は、本質的に通底していることを指摘したい。

10.今回の不規則発言の際、舛添知事が「笑顔を浮かべていた」という指摘がある。知事は「質問者が笑ったのでつられて笑った、やじは聴いていな い」と釈明しているが、舛添現知事については、そのジェンダー観に大きな歪みがあることを示す多くの発言が過去にある。今後、ジェンダー平等をめざす都の施策に対して舛添知事がどのような態度を示すか、私たちは注視していく。

11.都議会が問題の徹底解明を続けるよう、強く求めるとともに、再発防止に真摯に取り組むように求めたい。議会改革がさまざまな議会で取り組ま れている中、都議会の取り組みは遅れている。今回のような陰湿な言葉の暴力が発生する背景として、都議会の閉鎖性があることを指摘したい。都民の声が届き、野党や少数者の多様な意見が尊重される、開かれた都議会へ改革していくために、委員会のネット中継や土・日・夜間の議会報告会開催など、実効的な対処を早急にとるよう、強く求める。

12.私たち「希望のまち東京をつくる会」は、この問題の幕引きを許さず、開かれた都議会の実現のために、今後も活動を続けていくものである。


                               以上
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