FC2ブログ

下宿・野塩地域市民センターの耐震化を

3月市議会には、下宿と野塩の地域市民センターの耐震化を求める請願が提出されました。

両センターは、日常的に多くの市民が利用しているだけでなく、災害時には避難生活を送るための「避難所」に指定されています。耐震化をもとめる市民の願いは当然のものです。

しかし、日本共産党の賛成のみで、他会派はすべて反対にまわりました。
財政的に厳しいことを理由にしていますが、審議では、清瀬市が一般財源として負担するべき額は、下宿が約1200万円、野塩が約480万円だと判明。けっして無理な額ではありません。

どうしたら市民の願いに応えられるのか。その姿勢すら感じられない市長はじめ他会派の議員に、傍聴者からは怒りの声があがりました。

日本共産党は、この請願に賛成する討論を行いました。
以下、紹介します。ぜひご覧ください。


 請願第1号 下宿地域市民センター及び野塩地域市民センターの耐震化の早期実現を求める請願について、賛成の立場から討論を行います。
 今回の請願は、下宿及び野塩の地域市民センターが、耐震診断の結果、耐震性が不足していると判明したにもかかわらず、耐震改修工事は、下宿が6年後の2021年、野塩が7年後の2022年とされていることに端を発しています。
 両施設とも日常的に多くの市民が利用しており、また災害時には避難生活をおくる避難所にも指定されています。請願者が強調されたように、「6.7年後では遅すぎる。いつ起きるか分からない地震で、避難を余儀なくされたとき、肝心の避難所が使えないという事態が起きては困るため、早急な耐震化を」という、当然の願いに基づいたものであり、ゆえに1261筆もの市民が賛同し、提出されたものです。市長をはじめ市当局はもちろん、私たち市議会議員も正面からこの請願をとらえ、どうしたら応えられるのか真剣に検討する責任があります。

 市は、市役所の耐震性の方が低いため、市役所を優先して耐震化する必要があり、財政的にも厳しいと、従来の方針を説明しますが、これは住民の不安に何ら応えていないに等しいものです。審議では、Is値が0.6以上あれば、いのちの安全は守れるとの答弁もありましたが、問題にしているのは、震災後に避難所として機能するのか、という点です。

 なぜ避難所はIs値0.75以上をめざすのでしょうか。
 国土交通省の基準説明では、「大地震後に構造体の大きな補修をすることなく、建築物を使用できることを目標とし、人命の安全確保に加えて十分な機能確保が図られている」とされています。Is値0.6以上では、「構造体の部分的な補修は生じる」とされ、その場にいた人々の安全は保たれても、その後、避難所として機能するかどうかは保障されていないということではありませんか。だからこそ、耐震改修が必要なのです。市役所と比べて優先順位を決めるような性格の問題ではないはずです。

 そもそも、財政的に困難だという説明も道理はありません。資材高騰などの影響で、当初より工事費総額は増えているとのことですが、それでも一般財源として市が負担すべきは、下宿が約1200万円、野塩が約480万円であり、公債比率は0.2ポイント影響するという答弁でした。これが6年も7年も先送りしなければならない財政負担の規模でしょうか。もしそうだと言うなら、総額51億円もかける市役所建替えこそ見直し、市役所の耐震化はより経費を抑えていくべきではありませんか。

 図らずも市役所の耐震化工事は2019年からの予定にずれこんでおり、今年から3年間のうちに、下宿と野塩地域市民センターの耐震改修工事を行うことができる可能性は広がっています。市長は「やりましょうと言いたい。6・7年後では遅いとは私も思う」と述べたのですから、決断するべきではありませんか。

 政府の地震調査委員会は、30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確立を昨年末見直しました。その結果、東京は26%から46%に上昇しています。さいたまでも30%から51%へと上昇しています。東京湾周辺の地下では、陸のプレートと相模トラフから沈みこむフィリピン海プレートとの境界が、従来の想定より約10キロ浅いことが、最新の調査で判明したためとされています。

 審議では委員から、「清瀬には震度6強の地震は来たことがない、Is値0.6以上あれば危険に思う必要なく、市民に誤解があるのでは」といった意見までありましたが、いつ東京を大地震が襲ってもおかしくない状況は、まさに差し迫っていると認識するべきです。清瀬の防災計画でも、多摩直下地震の想定においては、市内一部地域に震度6強を想定しています。

 また3.11から丸4年、いまだつめ痕の大きい被災地や人々の生活の実態を目の当たりにするなか、市民の不安が高まるのは当然です。想定外をつくらず、いのちを守ることを最優先に、被害を最小限にするためのとりくみは行政に課せられた重要な仕事です。避難所の安全、耐震性の確保は、そのなかでも優先度の高い施策です。署名を寄せた市民の願いに応え、下宿及び野塩地域市民センターの早急な耐震改修工事を行うよう、強く求めて賛成討論とします。
スポンサーサイト



comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

jcpkiyose

Author:jcpkiyose
日本共産党清瀬市議会議員団のブログにようこそ!!

 市民が主人公と実感できる市政の実現のため、東京都清瀬市で活動している日本共産党議員団です。

リンク
ブログ内検索
最近の記事
訪問者数
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード