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原水爆禁止世界大会に参加して

終戦と被爆から70年目を迎えた今年も、原水爆禁止2015世界大会が開催されました。

今年は清瀬から8人の代表が、広島での大会に参加。
日本共産党からは、山崎美和市議が参加。原水協として原田ひろみ市議も参加しました。

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  清瀬の代表団のみなさん。広島の原爆ドームの前で

以下、山崎市議の報告集に寄せた感想を転載します。

武力で平和は築けない  山崎 美和

核兵器廃絶に向かって世界は、市民運動と政府との共同が始まっていると感じました。
5月のNPT再検討会議での、日本のNGO代表団がニューヨークで行った行動や、国連訪問が、国連各国代表を励ましました。インドネシア国連代表部副代表は、開会総会で、「あれほどの大きな熱意とエネルギーが今日もこの体育館に満ちあふれているのを見てワクワクしています。皆さんは、草の根の運動はこうあるべきだというお手本です。各国政府と市民社会が、核兵器のない世界のために今後とも共同の努力を続けていくことを希望します」と語りました。

私は、30年前に原水禁世界大会に参加したことがあります。その時は、どの政府も核抑止論を掲げていました。今年5月のNPT再検討会議では、参加国の8割の159か国が「核兵器の人道的影響」について再確認し、人間の生存を守ることがなにより大切であるという考え方、核兵器完全廃絶の緊急性を確認しました。こんな多数派になるとは、当時は思いもよりませんでした。その運動が、この原水禁世界大会から始まったということを誇りに思い、長年運動を続けてこられたみなさん敬意を表します。

6日広島デー集会で、被爆者のサーロ節子さんは、4歳の甥が大やけどで「ぶぶ(水)ちょうだい、ぶぶちょうだい」と言って死んでいった姿が今でも瞼に焼き付いていると語りました。戦争で苦しむのはいつも子どもや弱い者です。ならず者国家なら核兵器を使ってもいいのか?答えはノーです。世界70億の人々の運命は、70億人の認識で決めていくのだという、民主主義の共通認識が世界に出来上がってきています。いつ核兵器が落されてもおかしくない現代の人類の危機を、70億人の人類の力で克服しなければならない。それが、今いる私たちの位置なのだと思います。

イランの核開発をめぐって、外交によって歴史的な合意がなされました。アメリカとキューバの国交回復もまた、画期的な成果です。武力行使では世界平和は構築できないことが世界の共通認識です。戦争は世界の総意ではない。戦後70年とは、そういう時代です。

今国会で論議されている、戦争法案によって抑止力が高まるという安倍政権の姿勢は、紛争の平和的解決へと向かう世界の流れに逆行していると実感しました。この姿勢は世界平和に有害です。日本国民は、戦争への道は決して選ばないと確信しています。

核兵器を輸送する可能性を認めるという重大な答弁(8/5参院安保法制特別委員会 中谷元防衛大臣)が大会のさなかに行われました。戦争法のいきつく先には、核兵器使用の片棒を担ぐという最悪の行為が待っています。絶対に許せません。

核兵器を廃絶し、憲法9条の精神で、世界の今の流れをリードする。日本の平和運動は、長く、このことに貢献してきました。私たちを常にリードしてくれていた被爆者の方々は、ついに平均年齢80歳を超えました。自分たちのような苦しみが二度とあってはならないという被爆者の意思を引き継ぎ、世界中すべての人が、核兵器のない世界で公平に平和に暮らせるよう、皆様とご一緒に頑張る決意をさらに固めることができました。ありがとうございました。

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    世界大会の閉会総会会場には、全国から寄せられた千羽鶴が掲げられ、
         被爆ピアノによる演奏で、クミコさんのミニコンサートや合唱も。



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